INC Februaryに参加しました。
ルールはランクバトルシーズン3までと一緒で、一部のポケモンの夢特性・キョダイマックスが解禁されていないガラルダブルです。
予選抜けのボーダーライン(30位)には届きませんでしたが、レート1800を達成できたので使用構築を記事にしています。
ここからたくさん負けた。
〇構築経緯
①エルフーン+リザードンが流行っていたこと、アイアントが数を増やしていたことから、その2匹を半減実でもメタれるスカーフ緊張感バンギラス+エルフーンを使うことに決める。
②トゲキッスは入れ得ポケモンと聞いたので採用。
③タイプの補完、見せ合いでバンドリを意識させるドリュウズを採用。
④上記で重たいバイバニラ、ヒヒダルマ、ドリュウズを上から縛れる可能性がある黒帯ローブシンを採用。
⑤威嚇ポケモンが欲しかったこと、トリルを止めたかったことから挑発ギャラドスを採用。
⑥エルフーンとトゲキッスを両選出する場合が結構ありそうだったのでトゲキッスをアタッカーに。発動機会が多そうな弱点保険を持たせ、エルフーンは気合のタスキを持って、甘える+光の壁で完全サポートをすることに。
⑦ドリュウズが気合のタスキを持つことが出来ないのでとつげきチョッキを持つ。ギャラドスは欠伸対策のラム持ち。後はバランスを見ながら技で補完していきました。
脳内ではバンギラスを軸に選出していく予定でしたが、緊張感スカーフバンギラスが刺さる並びがほとんど来なく、2.3戦しか選出できませんでした・・・
〇個別解説
バンギラス 緊張感@こだわりスカーフ
175-167(100)-130-135(156)-108-124(252)
岩雪崩 かみ砕く 馬鹿力 火炎放射
アイアントとリザードンをしばくポケモン。火炎放射で4振りDアイアントを確定一発。岩雪崩でリザードンを確定一発と思っていたのですが、今ダメージ計算器を使ってみたら、ダブルダメージ岩雪崩がHB無振りDリザードンに7~8割しか入りませんでした(沼)。リザードンとほとんど当たらず、選出できなくて良かったです。
ドリュウズ 型破り@とつげきチョッキ
185-187(252)-80-63-86(4)-154(252)
アイアンヘッド 地震 ロックブラスト 角ドリル
ミラーを意識して最速にしました。初日にロバート山本さんの配信でこの指とまれとサイドチェンジを両採用しているトゲキッスを見て地震を採用。バタフリー意識のロックブラスト。角ドリルはダイアタック用に採用しました。D4振りでとつげきチョッキなんて効率悪いだけだろ・・・と思っていたのですが、足りないDはダイアースで補完すれば良いと対戦中に気付きました。想像の1億倍強かったです。
エルフーン いたずら心@きあいのタスキ
165(236)-64-108(20)-xx-95-184(252)
守る 甘える 追い風 光の壁
エルフーンはCSでエナボ/追い風/守る/ムンフォorマジシャが強いと思っていたのですが、切る技がなかったので思い切ってフルサポートにしてみました。甘えるはドリュウズに使いながらトゲキッスでダイバーンすることで、対バンドリを返り討ちにできたりと非常に強力な技でした。攻撃技が欲しい場面もありましたが、トゲキッスを大事にしてダイジェットを積んでいくプレイングがとても強かったので、この技構成で正解でした。
ギャラドス 威嚇@ラムの実
202(252)-145-130(156)-72-120-114(100)
滝登り 挑発 凍える風 パワーウイップ
対トリル、ミロカロス、トリトドンにとても強いポケモンでした。特にミロカロスは凍える風を使わず、とぐろをまくや催眠術を使用する個体が多かったので挑発が役に立ちました。
トゲキッス 天の恵み@弱点保険
181(164)-63-115-169(108)-135-130(236)
エアスラッシュ 火炎放射 マジカルシャイン 守る
+2DフェアリーでH252Dバンギラス(非砂)を確定一発。Sは準速パッチラゴン+3。相手がジュラルドン+トゲキッスでない限りは初手からダイマックスしていきます。ダイマックスが切れた次のターンは集中砲火されることが多かったので守るが活きました。
ローブシン 鉄の拳@黒帯
183(20)-211(252)-122(52)-67-106(164)-68(20)
ドレインパンチ ビルドアップ マッハパンチ 冷凍パンチ
ラストのローブシンミラーを意識してS振り。サマヨール始動のトリパが多いと思ってこの技構成にしましたが、ブルンゲルやシャンデラにたくさん当たったので、冷凍パンチは岩雪崩か雷パンチにするべきでした。上記のマッハパンチで縛れるポケモンの隣にはトゲキッスがいることが多かったので、イマイチどう使えばいいかわからずあまり選出できませんでした。
〇選出
基本選出
+
7割ぐらい子の選出。初手にトゲキッスの弱点を突いてくる方に合わせてエルフーンがサポートしていきます。ダイジェットに合わせてエルフーンをドリュウズに交代できると勝率がグっと上がります。
++1匹
ダイマックスを使わずフェアリー枠を削っていって、ジュラルドンのダイマックスを切らす立ち回りで誤魔化します。
対オーロンゲ+インテレオン 他にトリル
+2匹
初手はトゲキッスはダイウォール、ギャラドスはオーロンゲに挑発。相手の裏にサマヨールとニンフィアがいると、とてもキツイです。
対トリル
++1匹
ドリュウズで相手の裏のエースに合わせて筋トレしながらギャラドスで挑発を使います。強運この指トゲキッスと潮吹きブルンゲルや、この指+サマヨール裏弱保バンギラスだとかなり不利です。
〇感想
軸のポケモンを全く出さずに、補完したポケモンで戦っていく構築は初めてでした。試運転をしていないのが悪いのですが、対戦中に補完枠同士の相性がとても良いことに気付いたり、別ルートの勝ち方を見つけたりと、非常に楽しい公式大会になりました。途中運もよくレート1800に到達することが出来たのも良かったです。それ以降の対戦は、精神がすり減るぐらいのプレッシャーだったので、ここから勝てるプレイヤーは相当なメンタルの持ち主だと思います。
余談ですが、僕は公式大会での勝敗をメモしていません。勝ちが続いたり、負けが続いたりした時に、不安や緊張が増してメンタルがやられてしまうからです。